第29節 しんまち
新町は熊本城の南西に位置する熊本城下町でも最も歴史のある地域のひとつです。加藤清正築城以前の隈本城(古城)の時代からの城下町で、当時は侍町中心の構成だったといわれています。現在の熊本城が築かれてからは、大半が町人町として栄えました。主として南北に細長い短冊形の町割により構成されています。明治10年の西南の役で被災しましたが、現在も当時の面影を色濃く残しています。
藤崎台(宮内)は、元藤崎八旛宮の所在地で、現在も例大祭の「御旅所」があることで知られています。城下町となる前の新町は、藤崎宮の門前町だったとも考えられます。
古城(こじょう・ふるしろ)は、以前の隈本城のあったところで、江戸時代以降はお堀端とともに武家屋敷として利用され、現在は第一高校の敷地となっています。古城堀端は、現熊本の老舗料亭が集中している場所として有名です。お堀は、古城の周りを半周していましたが、1953(昭和28)年の6・26水害の廃土で埋め立てられ、現在は公園になっています。(02/02/23)
※新町地区のコメントで登場する地名は、原則として旧町名です。
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【写真】吉田松花堂…「肥後の諸毒消丸」で知られる薬店。新町にマンションが増えた現在では、建物とお庭も貴重な存在になっています。(撮影:02/07/28 解説:03/03/23)
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