第39節 かすが(西)・はなおかやま
花岡山は、熊本城の南西にあり、熊本城下町に隣接しています。熊本城下町に近い側に標高132メートルの花岡山があり、稜線は左回りに円弧を描いて万日山129メートルに至り、さらに左回りに麓に下ります。花岡山・万日山の南東側は春日地区、西側は池上地区、北は戸坂地区で、北東側は横手地区です。
古くは、現・北岡神社が移転して以降「祗園山」と呼ばれましたが、江戸時代に現在地に移転、1869(明治2)年に花岡山と改称されました。北・東・南がわの麓はほとんど市街化されていますが、中腹以降は雑木林が広がっており、市民の憩いの場として、また市街を望む展望ポイントとして知られています。
この北東側に位置する横手地区は、熊本城下町の新町・古町に隣接する農村でしたが、江戸時代の初めより、広い境内を持つ寺社が相次いで建立され、現在も寺町の雰囲気を残しています。17世紀末までには武家屋敷も進出し、府内(城下町)に準じる扱いがされるようになりました。飽田郡(のち飽託郡)横手村は1921(大正10)年熊本市に編入されています。
※掲載範囲は、春日地区のうちJR鹿児島本線以西、横手地区のうち一新校区部分(1〜3丁目の大部分)。
■春日地区の解説と東部の写真は【38*】春日東・二本木>>を参照
■花岡山からの市街遠景は【12*】遠景・花岡山>>を参照
順番に画像を見る【390 I】>>
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【写真】細川忠利と阿部弥市衛門の墓…北岡自然公園は細川家菩提寺であった妙解寺の跡。中央奥は、3代当主・細川忠利の廟所。周囲を殉死者の墓が囲んでおり、写真左端が、森鴎外の小説「阿部一族」に登場する阿部弥市右衛門の墓です。(撮影:03/11/18 解説:04/02/29)
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